イスラエル戦 ヒヤリ9回 歴史に残る大逆転劇は?
⚫️侍JAPAN決勝ラウンドへ
一次リーグ、二次リーグともに全勝で決勝ラウンドに駒を進めることになった侍JAPAN。これでオランダとともに、決勝ラウンドが行われるアメリカに乗り込むことになります!決勝ラウンド準決勝は3/21から。移動もあり、試合間隔も6日あるので、初戦の入り方が大事になりますね!ここまで来たら絶対に優勝だ!!勝ってドジャースタジアムで小久保監督を胴上げだ!!
しかし昨日のイスラエル戦。9回はかなりハラハラしましたね。牧田投手がまさかの3失点。点差も8点あり上手く気持ちが乗らなかったのでしょうか?酷使気味でもありましたし。ピッチャーゴロからのゲッツー狙いでセカンドへの悪送球、あの場面を救った菊地選手(カバーに入りそれた球を捕球)も見事でしたね。しびれました。
「野球は27個目のアウトを取るまでわからない」と言いますが、流れが傾いてしまったときの最後の3つほど、長く感じるものはないと久しぶりに実感しました。
ちょっと気になって調べてみました。過去の日本の野球史で9回の逆転劇はどのくらいあったのでしょうか。
◆9回裏の大逆転〈プロ野球編〉
◆1966年5月14日
阪急| 040 002 100 -7
南海| 000 002 007× -9
なんと最後は野村克也氏のサヨナラ満塁ホームランなんだそうです!さすがノムさん。
◆1993年6月5日
ダイエー| 010 031 003 -8
近鉄バ | 002 000 007× -9
ブライアントを敬遠しての2アウト満塁。打球はセンター前に抜け二者生還。その返球が三塁に激走するブライアントに当たってしまい、一塁走者ブライアントもホームイン。
◆9回裏の逆転劇〈高校野球編〉
◆2002年 大分県大会
緒方工 | 001 013 207 -14
中津北 | 010 003 1010 -15
この試合こそまさに「野球は9回2アウトから」を象徴するような10得点の大逆転!
◆2014年 石川県大会決勝
小松大谷 |150 110 000 -8
星‥‥‥稜 |000 000 009 -9
8ー0からの追い上げは昨日のイスラエル戦と同じ状況ですね。侍JAPANは3点で凌げましたが、星稜打線は勢いのまま9点取りサヨナラ勝ち。バラエティ番組に取り上げらるなど、かなり話題もなり記憶にも新しいです。
しかし小松大谷はそのままでは終わりませんでした。悪夢の決勝から1年後、小松大谷は高校野球の新しい歴史とドラマを作り出します!それが次の試合!
◆2015年 石川県大会決勝
星‥‥‥稜 | 000 101 010ー3
小松大谷 | 000 000 004ー4
昨年と同じ石川県大会決勝、相手は昨年と同じ星稜。なんと今度は小松大谷のサヨナラ勝ち!こんな展開誰が予想できる?
⚫️「野球は9回2アウトから」
どんな逆境の中でも、ゲームセットの合図があるまでは決して諦めてはいけないことをスポーツは(特に野球は)教えてくれます。ミラクルを起こしたチームには誰一人諦めた人はいなかったのだと思います。
当ブログは大学受験生応援ブログなので、無理やり受験に結びつけて終わりとします(笑)
受験生、ガンバレー!!