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「センターリサーチ」で誤った決断をしないための正しい知識

 ⚫️センターリサーチを正しく読み込もう

 今週は3年生にとっては気が気でない1週間になったことだと思います。

 

二次試験の出願

 

センターリサーチの結果を踏まえ、担任の先生からアドバイスをもらい、また場合によっては三者面談も行われたかと思います。

 

よく質問を受けるので、ここでセンターリサーチの見方について確認したいと思います。

 

C判定ってどうなの?

いけるの?無理なの?

とのくらいいけるの?

どのくらい無理なの?

 

担任やご両親、先輩、塾の先生などとよくよく話し合って、最善の判断をして欲しいと切に願います。

 

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⚫️判定の◯◯%の信ぴょう性

「A判定」・・・合格可能性80%

「B判定」・・・合格可能性60%

「C判定」・・・合格可能性40%

「D判定」・・・合格可能性20%

 

ってよく言われるけど、これって良くわからないよね。何をもっての可能性なんだか。

 

B判定でも落ちるし、D判定でも受かる場合もあります。

 

そんなこと何度も聞いたわよ(;´д`)

じゃあ、どうすればいいわけ?

 

そうだよね、よくわからないよね。

これから最善の判断をするための正しい見方を教えるから下記をよく見て実際に調べてみようね。

 

⚫️具体的にイメージしよう

 合格可能性の%には表れない、リアルな数字を意識することこそが大切です。

 

では一緒にやってみましょう。

(用意できる人は自分の結果を用意してね)

 

例えば、

T大学F学部

センター試験  「450点満点」

二次試験         「800点満点(英語 数学 社会)」

ボーダー          「320点(=B判定)」

本人                 「290点 D判定」          

                                                    の場合。

 

 

調べなければいけないこと

•ボーダーとの差            「30点」

•昨年度の合格最低点    「仮に820点とします」

•ボーダーの生徒はセンターが320点ですから2次試験で最低500点必要

•自分はセンターが290点なので、二次試験では530点必要

•大学の偏差値               「仮に65とします」

 はい、ここからが大切です!

 

ボーダーとの差が30点なわけだから、二次試験は800点もあるわけだし、ワンチャンで逆転あるんじゃない?

 

って思っていいのは、今までの記述模試の英語、数学、社会で偏差値65以上をキープ出来ている人です。

 

偏差値65の人が、T大学の二次試験で統計的に考えると500点以上取ってます。T大学の二次試験の難易度はそのくらいの質(模試偏差値65の人でだいたい500点)の二次試験です。今まで受けた模試の偏差値が一度も65に届いていない人は残念ながら難しいです。

って意味なんだよ。

 

 

⚫️記述模試の偏差値を参考に

偏差値65以下の人は、ワンチャンの可能性は限りなく低いです。それを数字で表すと20%=あなたはD判定という目安を教えてくれるのがセンターリサーチです。

 

逆に、模試偏差値65以上の人や「いや、私伸びてきてるし、あと1ヶ月さらにもっともっと勉強する」「落ちても後悔しない」「受験しないほうが後悔する」って思える人はチャレンジすべき。間違った判断するよりよほどマシ。

 

 受験生のみんなには、ここまで本当によくよく考え切って欲しいです。

 

また支える側の私たちも、あと1ヶ月、本当の意味で生徒に寄り添い、真剣に向き合ってあげたいと思います。

 

二次試験の配点800点って実はかなり高いほうで、500点かそれ以下の大学も結構あるけど、考え方は同じだよ。記述模試の自分の偏差値と大学の偏差値で比べっこしてみてください。

 

あと、二次試験が小論文のみってところは残念だけどC判定でも少し厳しいかな。

 

みんなの健闘を祈ります。

気持ちで負けるなー! 

 

 

 

「傍線部の言い換え問題」には法則がある!

⚫️模擬試験は大河

センター試験も終わったばかりですが、1年生、2年生のみんなは、あれですね、「進研記述模試」「全統記述模試」が迫ってます!!どうですか?モチベーションは。

 

いつも生徒に言うのですが、模擬試験は大河ですそしてあらゆる学校での活動は、その大河に注ぎ込む支流のようなものです。一本一本の支流が、大河へと繋がり、やがてセンター試験(入学試験 就職試験)という大海へと続いていく。部活動もホームルームでさえも支流!みんなの楽しい毎日の活動が、しっかりと大海に繋がっているか?それを知るために正面からどんと構えて向き合って欲しい。

 

わかるかな?

 

 

⚫️現代文の言い換え問題について

 今日は1年生の授業で、指示語の言い換えについて考えてみました。

 

その中でも、「言い換えの言い換え」タイプ

指示語が指す部分、内容を探してまとめるだけではなく、そこからもう一回部分的に書き換えることを求められるタイプの問題です。

 

問題として、こういったタイプが存在することを意識して、処理の仕方をマスターしておくことが大事です。

 下の文章を見てください。

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この部分だけでまとめると、さほど難しくはないのでじっくり考えてみてください(時間は2分)

 

だいたい見当はつきましたね。

こんな感じになったかと思います。

 

「当事者だけが理解できる方法で、精密にエンプティネスを運用し、合意を形成し、責任や権力の偏在を回避する方法」

 

実際に本番でも、こんな感じで解答を作り上げると思うんだけど、これからは次のことに注意して!

 

①作った解答を、いくつかのキーセンテンスに分ける

②分けたセンテンスが、抽象的じゃないかを判断する

③抽象的なセンテンスは、誰にでも伝わるような表現に書き換える

 

 

この作業をするだけで、かなりハイセンスな解答になります。

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 模範解答

「伝えたい事柄や主語をぼかして、暗黙裏に自然と合意を形成し、責任や権力の偏在を回避する方法」

 

書き換えた部分は、上の画像の文章だけじゃわからないので、気にしなくていいです。

 

指示語が示す内容の

言い換えの言い換え

この処理の仕方を身につけよう!

 

評論文の記述問題用として「目からウロコの最重要ポイント」も今度アップするからそっちも見てね〜

 

 

 

 

 

 

2017センター試験が終わりました

今年もセンター試験が終わりました。

 

3年生のみんな、本当にお疲れ様!

まだまだこれからが本当の頑張りどころだけど、センター試験までずっと走りっぱなしだったから、リサーチがでるまで少しだけでも、ゆっくりして欲しい。

 

目標点数に届いた子もいたし、そうじゃない子もいた。毎年のことだけど、目標点数に届かなかった子の心を思うと、どう声をかけてあげたらいいかわからなくなる。きっと、生徒からしたら余計なお世話なのかもしれないけど、何も望んでなんかいないのかもしれないけど、ずっと見てきた立場として、毎年辛いものがある。

 

「人生なんてそんなものだ」「後から考えたら、今の辛さなんて何てことないよ」、、、こんな大人ながらの解りきった言葉ではなく、今辛い思いをしている生徒に元気を与えられる言葉が欲しい。

 

年末年始、本当に頑張ったね!

後半の英語の伸びは見事だったよ!

絶対に負けないという決意、そして努力の姿、あれは本物だと思う。

 

少しだけ休んだら、今度は二次試験に向けて頑張ろう!「努力は必ず報われる」と、君たちが最後にそう思うことが出来るように、そのために出来ることは何でもサポートするから。あと少し一緒に頑張ろう。